自己分析

30代が「安定」した仕事に転職するため必要な準備と考え方

仕事の悩みをふっとばすキャリアコンサルタント・ナカヤマ(@nakayama_cc)です。

今回は、30代が安定した仕事に転職する為に必要な準備と考え方についてお話します。転職を考えている人のほとんどは「安定した環境に身を置きたい」と思っていることでしょう。

しかしあなたの思う安定が、給料面や休日数や残業時間など「労働条件」に関しての安定でしたら僕は転職をおすすめしません。

今回は、30代が「安定した仕事に転職する」とはどういったことかをお話させて頂きます。

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転職における「安定」は労働条件ではない

会社 天秤

もし転職に「安定」を求めるとしたらそれは労働条件ではありません。安定した転職というのは、あなた自身が安定して転職することです。

あなた自身が安定することとは「自分の目的・目標が明確になっており、勢いに任せることなく腰を据えて行動できる状態」のことを言います。

たとえば、週休二日制で残業月平均20時間と記載されている求人案件に応募し内定獲得して転職したとしましょう。しかし実際入ってみたら週休二日はもらえず残業も45時間だった場合、ほとんどの人がそれを理由にまた転職したくなります。

自分がやりたいことややるべきことが見えていると、そんな労働条件であっても仕事に対する気持ちが安定し、労働条件に囚われることなく意欲を持って働くことができます。

なのでまずは自分自身の気持ちを安定させるところから始めましょう。これができれば転職後に「こんなはずじゃなかった」と思うことが無くなるので、早期退職やジョブホッパーなどのリスクを負わなくてもよくなります。

行動することの大切さ

転職を考えているけど実際に行動に移せない人がたくさんいます。しかし、転職したいと思ったらまずは行動しなければなりません。「転職したい」と思っているだけでは転職は一生できません。

何をするにしたって行動して成果が生まれます。逆に言えば、思っているだけで動かなければ失敗も成功も生まれません。今のままで何も変わらないのです。

特に30代で転職を考えている人の中には、自分の環境のことばかりを考えてしまって行動に移せない方が多くいます。

僕自身初めて転職をした時は思っているだけで行動せず愚痴ばかり言っていました。なかなか踏ん切りがつかないんですよね。

自分の環境により転職に踏み出せない理由の例
  • 職場で役職が付いた為、部下が出来たりやる事が増えて辞めづらくなった
  • 結婚して子供が出来た為、稼がなければ暮らせないので仕事が辞めれなくなった
  • 30代の転職はリスクだし、一から人間関係を築くのは面倒だと感じ行動できない
  • 転職して仮に失敗した場合、今の収入が減ると困るので転職するのが怖い

たとえば上記のような理由が挙げられます。いずれも転職がリスクとなり今の環境が壊れてしまうのではないかという不安からくるものです。

このような不安な気持ちを押し殺しながら日々仕事を続けていけば、段々と息苦しくなっていきます。環境に息苦しさを感じるようになると、下記のような状態になる人も多く見受けられます。

息苦しさを感じた後に陥りやすい状態
  • うつ状態
  • 耐え切れずにブチ切れて周りに当たる
  • 快楽に走る
  • 常に愚痴ばかり言っている
  • 何も考えず空気のように過ごす

このような状態になってしまうと生きている心地がしません。ちなみに僕は全て経験しました。だから僕は人生を変えなければと思ったんです。

あなたがこの記事を読んでいるということは少なからず過去の僕と同じような不安を抱えているのではないでしょうか。

自分の人生です。不安に押しつぶされるくらいなら思い切って決断し、新しい一歩を踏み出してみませんか?

理由、目的、目標の明確化

目標

転職するには自分がどうなりたいかを明確にして把握しておく必要があります。どのような考え方でそれを導き出すのかをお話していきます。

転職の理由 なぜ変えたいのか

「なぜこの仕事に転職したいのか」という理由を明確にしておきましょう。「ただ転職したいから」とか「前職が嫌でたまらないから」などの理由だけなら転職はおすすめしません。

企業が30代の転職者に求めているのは「会社にとって短期間で利益をもたらしてくれる人材」だからです。

そのため30代の転職者は、理由が明確でなければ単純に「うちでは役に立たない」と思われてしまうため、結果的に見送りになる可能性が高いです。

過去に面接官をしたことがあるのですが、転職を希望した理由がわからない人がいました。その方に転職の理由を聞くと「前の職場で人間関係のトラブルがあり辞めた」というお答えでして、僕は「採用しても人間関係で辞めていくんじゃないか」という印象がありました。

「やったことがある仕事内容だからすぐにでも働けます」とか「やる気はあります 頑張ります」と言われても、正直信用できませんでした。なぜなら「この会社で転職したい理由」が無かったからです。

このように採用側は、会社の利益になる人を求めているので「この会社だから」という理由が無いと関心を持ちません。

面接を受ける会社のどこに惹かれ、どうしてこの会社に転職したいのかを自分の願望と照らし合わせながら明確にしておきましょう。

転職の目的 何がしたいのか

自分が転職する目的も明確にしておきましょう。明確な目的が無いと転職先を選ぶ時に、基準が無いので自分に適した会社が見つからないからです。

自分に合った会社が見つからなければ、ずっと迷いながら求人情報を眺めるだけで、前には進みません。だからこそ目的は大切です。目的に関しては「給料」や「時間」などの労働条件でも構いません。

転職の目的例
  • 時間を作り、家族と同じ時間をもっと過ごしたい
  • 転職することで収入を増やし、生活をもっと豊かにしたい
  • もっと自分を成長させ、評価されたい、出世したい

目的は活動するうえでの原動力になります。あなたが転職することで何を達成するかによって、選ぶべき会社の基準が定まるようになるのです。

基準が定まれば転職活動の対策が立てやすく、対策などを練ることで有利に転職活動を進めることができるのです。

転職をすることで達成する目的を明確にし、転職活動の基準をしっかり立てましょう。

転職の目標 どう生きたいのか

転職をすることで、自分自身がどのような人生を送りたいかも考えておきましょう。転職はより幸せな人生を送るためにおこなう行為からです。自分から「不幸になりたいから転職をする」って人はまずいませんよね。

特に30代からの転職は自分の人生を変えるための転職となります。20代と違い、今まで培ったキャリアを見直したうえで、今後どのような人生を歩みたいかを踏まえて活動しなければなりません。大げさであっても人生を含めて考えた方がいいと思っています。

先ほどの目的が「原動力」であれば、目標は「方向」になります。目標を立てることで、より自分らしくより具体的な目的を達成するためのプロセスが見えてくるということです。

今までの自分を分析してみる

転職をする理由、目的、目標が定まったら、次は自分自身を分析しましょう。スキル、経験、趣味や特技を再確認することで、自分自身がどのような仕事に興味があるかがわかります。

今まで培ったスキル

今まで働いてきた中で自分にあるスキルが何かを再確認しましょう。ここでいうスキルは「あなたが現時点でできること」になります。

僕の場合は営業職のスキルですね。顧客対応、クレーム処理、商品知識の扱い方などは営業マンをやっていたからこそ身に付いたと思っています。

このスキルがあるおかげでどの業種であっても営業として働けると思えますし、接客、商品管理、マーケティングなどの仕事に就職できる可能性だってあります。

このように、自分が今持っているスキルをどのように生かすかを考えることで、今後どのようにキャリアを作るか、どんな会社へ転職するべきか、その選択できる幅が広がります。

今までしてきた経験

今までどのような経験をしたかを再確認しましょう。どのような経験をしてきたかで自分自身の強みがわかります。これは成功体験だけでなく、失敗の経験も強みになります。

僕は過去にクレーム処理の方法をミスしてしまい、同僚を疑ったことがありました。結果的に客先が原因だったのですが、同僚との関係は悪化して職場の状況が悪くなりました。

この経験からトラブルが起きた際に冷静に状況を整理してから立ち回ることを覚えました。それからは大きな問題になる前にクレームを処理できるようになったんです

このように、良い経験も悪い経験も等しく自分の糧になるので、どのような経験をしたか思い返し、自分の強みを把握しておきましょう。

趣味や特技

あなたの趣味や特技も再確認しましょう。あまり関係が無いように思われますが、趣味や特技を仕事にすることで遊ぶように働くことができるかもしれません。

たとえば釣り好きな人が釣り具屋に就職すると、もともと好きでやっていたことなので竿やルアーの知識が備わった状態で仕事ができます。だから即戦力として充分な人材ですよね。

こんな可能性だってあるのですから、仕事だからプライベートだからと住み分けせず可能性を広げるためにも趣味や特技も再確認しておきましょう。

まとめ

今回は30代が安定した仕事に転職する為に必要なことをまとめてみました。いかがだったでしょうか。

安定と言うとどうしても金銭などの労働条件ばかり気にする人が多いです。しかし、それだけでは結局安定するどころか何回も転職してしまう可能性が高くなります。

安定させるべきは自分自身の状態です。考え方や気持ちの状態を整理し、安定させながら転職活動を行いましょう。

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