転職

同一労働同一賃金で正規も非正規も大ピンチ?自分を大切に!

お疲れ様です。キャリアカウンセラーナカヤマです。

今回は「同一労働同一賃金」についてお話させていただきます。

この法律により損をする人はたくさんいます。「それは正社員でしょ?」と思っている方、ぶっちゃけ、正社員だけが損をするとは限りません。

非正規雇用社員も損をする可能性があります。さて、それはなぜでしょう?

今回は、僕が調べて理解した内容と、それに合わせて僕が予想する、誰が得をして誰が損をするのか、それをお話したいと思います。

なお、この記事には動画版もご用意してあります。文面ではわかりづらい人にはおすすめです。ぜひご覧ください。

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同一労働同一賃金で一番損をする人

平社員

まず、同一労働同一賃金により、一番損をするのは、正社員で平社員の人です。

平社員の仕事というのは、申し訳ありませんが、ほとんどの会社では非正規雇用社員と変わりがありません。

平社員の仕事を管理するのは上司です。ミスも上司の監督責任という状況なのが現状です。最低限の責任しかありません。

なので、工場や現場の作業員や事務員、営業などの仕事を非正規雇用社員が行っている会社も存在しています。そうすると、正社員と非正規雇用社員の差がつかないのが現状です。

ですが、正社員は将来、昇格などをして出世を期待される立場です。そのため非正規雇用社員よりも責任を問われます。プレッシャーも多いです。

それなのに仕事内容に差がなければ賃金も差がなくなるので、そう考えると一番損をするのは平社員といえるでしょう。

同一労働同一賃金の中身

ここで同一労働同一賃金の中身を簡単に説明します。この法律は、「正社員と非正規雇用社員の待遇差を無くす」ことが目的です。

同じ仕事内容だったら、契約だろうが嘱託だろうが派遣だろうがパートだろうがバイトだろうが外国人だろうが給料は同じになるってことですね。

そして、ボーナス、手当、退職金も対象になります。正社員にだけ支払われていた手当や退職金を、非正規雇用社員にも支払うことになります。

しかし、手当に関しては正当な理由があれば正社員にのみ支給することが許されるものもあるそうなので、全部が全部統一とはならないでしょう。

また、能力に応じて仕事内容を分ければ、給料に差をつけることができるようです。

能力で差をつけることができるということは、これから会社はどんどん能力によって優劣をつけていくことになりそうですね。

正社員のメリット・デメリット

平社員

同一労働同一賃金と言う法律がどのような内容かをざっくりお話しました。その上で、正社員のメリット・デメリットを考えてみましょう。

正社員のメリット

まず正社員をやるメリットは、立場がはっきりわかれることです。これをデメリットととらえる人はいるかもしれませんが、僕はメリットの方を強く感じています。

立場がはっきりすることがなぜメリットかと申しますと、単純な仕事をやる可能性が低くなるということです。

正社員は将来を期待されて雇われるので出世しなければなりません。そうなると、正社員に単純作業をさせる可能性は低くなると思われます。

仮に雑用させるとしても、試用期間の3か月間だけやらせる格好になるかもしれませんね。すると、仕事内容もはっきりわかれます。

僕が考えるに、正社員の仕事は管理系の仕事になってくると思われます。そうすれば、最初からマネジメント意識を持って仕事をすることになるでしょう。

ビジネスマンとしてのスキルが向上し、将来転職するにしろ独立するにしろ、努力次第ですが能力が高い状態で動くことができるでしょう。

正社員のデメリット

次にデメリットは、先ほどお話した平社員だと非正規雇用社員よりも苦しくなることです。

メリットでは正社員と非正規雇用社員の仕事内容に差が出るとお話しましたが、平社員で単純作業をすることになる場合は、残念ながら非正規雇用社員と差が付きません。

その上でプレッシャーを感じます。「正社員なんだからもっと価値ある仕事をしろ」と思われる可能性は高いでしょう。

もしかしたら、非正規雇用社員といつまでも仕事内容が同じだと、低評価でリストラされる可能性もあるかもしれませんね。

また、新入社員は最初からやる仕事が難しい可能性もあります。もし管理系の仕事を最初からやるとなれば、仕事内容をしっかり把握しないと管理できません。

「何も知らない癖に偉そうなこと言うんじゃねぇ」と思われたら仕事はやりづらいです。

もしこのパターンになった場合は、非正規雇用社員ともコミュニケーションをとり仕事内容を理解しましょう。

非正規雇用社員のメリット・デメリット

非正規雇用社員

次に非正規雇用社員のメリット・デメリットを考えてみましょう。

非正規雇用社員のメリット

非正規雇用社員のメリットは、もちろん収入が増えることです。

給料もそうですが、今までもらえなかった住宅手当、精勤手当などがもらえますし、会社によっては退職金ももらえる可能性も出てきています。

そのうえで問われる責任はほとんど変わりません。非正規雇用社員がもつ責任は、作業の精度のみです。

失敗すれば当然怒られますし、損害を出せばクビになる可能性もあります。ですが、それは今までも同じはずです。売上や生産数を問われることはほぼないでしょう。

そういう意味では、単純に収入が増える確率の方が高いので、メリットと言えます。

非正規雇用社員のデメリット

では、非正規雇用社員のデメリットは何になるでしょうか。それは、待遇が変わらないことです。

能力が高くても低くても、非正規雇用社員にやらせる仕事内容はずっと変わらないので、成長がないということです。収入もずっと一定です。

もちろん、正社員に登用されれば話は別になります。そのような会社は増える可能性も当然あります。しかし、逆に減る可能性も当然あるんです。

企業にとっては、正社員の位置づけというのはけっこう重要視されます。

僕が以前いた会社でも、嘱託社員と正社員が揉めた場合、気持ちを汲み取るのは正社員を優先しなければならない風潮でした。

嘱託社員の気持ちも汲み取っていましたが、どちらか選択となる場合はやはり正社員を選ぶのです。

会社によっては正社員との待遇差をつけなければならないと考えるところも出てくるかもしれません。

そんな会社だと、収入は増えたとしても、やることは完全に単純作業だけで、正社員に登用される可能性もないかもしれません。

ここに関しては会社次第になりますが、そのようなデメリットもあるのです。

正社員でも非正規社員でも損をするケース

途方に暮れる

正社員と非正規雇用社員のメリット・デメリットはおわかりいただけたでしょうか。

実は、正社員も非正規社員も両方損をするケースも存在します。どういったケースなのでしょうか?両方損するケースを説明いたします。

正社員の給料が非正規社員に合わせられる

まずは、正社員の給料が非正規社員に合わせられるケースです。

この場合、正社員の給料を非正規社員に合わせるので正社員の収入が減る形になります。そして、非正規社員は何も変わりません。

まともに考えれば、非正規雇用社員の給料を正社員に合わせるという考え方なので、普通にやれば人件費が上がります。

人件費をかけたくないと考える会社には、この手法をするところもあるでしょう。すでに日本郵政はこの方針になるそうです。

手当・退職金の廃止

もう一つは手当・退職金の廃止です。

現状ではこれを廃止するというのは難しいと言われています。ですが、やろうとしてくる会社は多分あると思います。

退職金は難しいかもしれませんが、手当の廃止はけっこう多くなるかもしれません。住宅手当や精勤手当などが可能性高いかもしれませんね。

どちらにしても「非正規雇用にも払うくらいならいっそ無しにしてしまえ」と思わざるを得ませんよね。

以上2つのケースから、そもそもは「不条理な待遇差を無くし、純粋に能力に応じて収入に差が生じるようにしろ」という法律でも、

企業のさじ加減で社員全員が損をする可能性も十分あり得ることが言えます。

個人的な対策

選択

このように、同一労働同一賃金により働く環境はガラッと変わる可能性が高いです。では、僕たちは今後どのように考え、どのように行動していけばよいのでしょうか。

答えは、「逆手に取って自分のやりやすい形態を選ぶ」ことです。

目的に応じて自分がやりやすい職業形態を選ぶ

まずは、目的に応じて自分がやりやすい形態を選びましょう。正社員にしろ非正規社員にしろ、メリットがあればデメリットもあります。しかも会社のやり方によって変わります。

であればいっそのこと、自分がやりやすい形態を選んでしまった方がいいと僕は思います。

その会社で出世したいと思うのであれば正社員になるべきですし、他にもやりたいことがあったり、いつ辞めてもいいと思うのであれば非正規雇用を選べばいいのです。

この選択をするにあたり大事なのは、自分が将来どうありたいかを考えておいた方がいいということです。なので、まずはしっかりと自分の将来を考えましょう。

副業・パラレルワーク

自分のやりたい仕事をいくつも同時におこなうことも有効です。副業やパラレルワークですね。

同一労働同一賃金により働き方にメリハリができることは確実です。下手をすればずっと末端社員としてこき使われた挙句、急にクビを切られることも考えれます。

特に、大手企業では黒字なのにリストラをする会社が増え始めました。これはもう現実的に可能性を考えなければなりません。

であれば、いつクビになってもいいように、自分ができることの幅を広げる必要性があると思いませんか?

現状、副業解禁をする企業も増え始めたのは、このような状況があるからです。正社員が会社外で自分の会社を起業してもOKな状況になり始めています。

なので、一つの仕事に縛られず、やれることはいくつもやっちゃいましょう。

そうすれば、ひとつダメになっても他の仕事に注力すればいいだけの話なので、痛手にはなりませんし、やればやるほど収入はあがります。

まとめ

今回は、同一労働同一賃金について僕なりにまとめた内容をお話しました。いかがだったでしょうか。

今回お話した内容をまとめると以下の通りになります。

  • 同一労働同一賃金で一番損する人は正社員の平社員
  • 会社のさじ加減では会社の一人勝ち。末端社員全員が損をする可能性あり
  • 正社員と非正規雇用の待遇差を無くすが、能力によって差は出来る
  • 立場がはっきりわかれる可能性あり
  • 会社によっては手当や退職金が無くなる可能性もあり

同一労働同一賃金は、法律です。決まりごとではありますが、うまく抜け道を見つけて都合よく動く人間もたくさんいます。

そのような人のさじ加減で振り回されるのではなく、逆に自分のライフスタイルに合わせてうまく立ち回る必要があると言えるでしょう。

大企業は今年の4月から実施ですが、中小企業は1年間猶予があります。今のうちに、いろんな情報を得て、いろいろ考えて動きましょう。

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